家出してきた田舎娘とネットカフェに暮らす中年男。
都会には様々な夢の断片が浮かび上がっては消えていく―――
2007年9月。第4回 シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2) 企画制作部門に選定され、助成金50万円と撮影機材等の支援をうけ「都会の夢」は制 作を開始した。
初の、長編映画に挑む三人。
家出してきた田舎娘 久嶋留美を演じるのは、舞台から映画まで、今年さらに活躍の場を拡げている 重実百合。ネットカフェで暮らす中年男 井草順平役には ABCお笑い新人グランプリ最優秀賞など関西の賞レースを総ナメしている人気お笑い芸人 チョップリン 小林幸太郎が好演。そして「都会」に生きる人々に、山脇唯(ヨーロッパ企画)やDJ.KOJI、風太郎、西野恭之介(チョップリン)など個性豊かな俳優陣が連ねている。
監督・脚本は髙木駿一、23歳。第3回CO2でオープン・コンペ部門に「その秋のために」を出品し、見事奨励賞を受賞。自身が代表を務める映像団体 感覚基地をホームとし、ドキュメンタリーや個人制作等ジャンルにとらわれない作品を撮り続けている。久嶋留美に恋心を抱く菊池尚人役を演じる小林政善も感覚基地のメンバーであり、本作には欠かせない存在感を放つ。
2008年3月4日。大阪梅田 HEPP HALLにて開催されたCO2上映展にて「都会の夢」を上映。平日13時からにも関わらず、立ち見が出るほどの大盛況で終わり、そして翌日の授賞式で見事 シネアスト優秀賞・CO2男優賞(井草順平役 小林幸太郎)を受賞する。
沢山の人たちが関わり、挑戦し、苦労の末に完成した「都会の夢」。これからも沢山の人に観ていただけるよう、鋭意、上映場所を募集しています、詳細はお問い合わせページをご覧ください。
※本HP表示上、監督名の表記が異なる場合があります。正しくは、
木駿一です。
